旬のものは「滋味がある」といわれますが、これは栄養豊富でおいしいということです。
野菜の栄養価は、ふさわしい季節に育ってこそ高まるというわけです。
また、夏の野菜にはからだを冷やす作用、冬の野菜にはからだを温める作用があるというのが東洋医学の考え方。
つまり、真冬にきゅうりやトマトを食べるのは、わざわざからだを冷やして病気を招くようなもの。
夏が旬のきゅうりやトマトは今食べて、自力で身体の熱を放出して、なるべくクーラーに頼らない身体にしたいですね。
今月のケープルヴィルのメニューには、ピーマン、アボガド、パクチー、茄子、さやいんげんを使ったデリをお出ししています。
自然の摂理に従うことが、何にも勝る健康の秘訣だということです。(順子)