ケープルヴィル 11周年

～ケープルヴィル 11周年～

「時が経つのはほんとうに速いもので」とよく言う通り、
この場所をオープンしてからもう丸11年が流れました。

「ケープルヴィル」とは、
英語のcapeつまり「岬」とmaple「楓」に「街」を意味する
フランス語のvilleを掛け合わせた造語です。
みさき・かえではわたしの2人の娘の名前でもあり、
「ケープルヴィル」には次の世代に思いを託して、
繋ぎたいという願いをこめています。

11年前のオープン当時、まだ小さかった子供たちはそれぞれ大きくなり、
みさきはフランスに旅立ち、かえではカメラマンを目指しています。

いま、ケープルヴィルのカフェスペースの壁にはかえでの写真が展示されています。
長い時の流れを、感慨深く思います。 

 フリーランスの写真家を続けてきたわたしにとって、
オープン当初は右も左もほぼわからないままのカフェ経営で、
寝る時間もないほどの大変さでした。

それでもお客さまにこころのこもった
味わいのあるお料理やスイーツを喜んでいただけることはなによりも嬉しく、
そしてまたここに集まるスタッフにもいつも恵まれてきました。

学生のスタッフも、大人のスタッフも、ほんとうにすてきなひとばかり。この11年間の宝です。 

 写真館ではすてきな家族の光景や感動を目の当たりにさせていただきました。
成長していくお子さんたちをお見守りさせていただくのは、大きな幸せです。

このような役割を担わせていただいていることにいつも感謝の気持ちでいっぱいになります。 

 そしていま、オープン当時からの時代の流れも感じながら12年目に突入するにあたって、
お店のあり方、営業の形も時代に合わせて変えるべきところにきていると実感しています。 

これからまた変化していくケープルヴィルを、ご注目いただけましたら幸いです。
これからも、ケープルヴィルをどうぞ末長くよろしくお願いいたします。

代表　若山和子