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【瓦版コラム】ケープルヴィル9周年のご挨拶- July 2022

おかげさまでケープルヴィルは
先月23日に無事9周年を迎えることができ、
10年目に突入しました。



10年という響きは特別な重みがあり、
今までは6月を迎えるたびに
一年重ねられることをただ嬉しく思っていましたが、
それとはまた違う区切りに入ったことを意味します。


ケープルヴィルをオープンした時
小学1年生と4年生だった娘たちは、
それぞれ高1と大学生に。
スタッフのマスコットのような存在でしたが、
その当時のスタッフたちも学校を卒業して就職したり、
家庭を持ったりして、それぞれ巣立っていき、
オープン当時を知るスタッフはわたしだけになりました。





カフェのメニューでは、
欧州風デリランチプレートが
好評をいただいていますが、
これは最初からあったメニューではなく、
ケープルヴィルの花形メニューを生み出したくて
みんなで考案して作り上げたものです。

いまでは定番のグルテンフリーの
カフェグルマンや米粉のパウンドケーキも然り。
ケープルヴィルの夏の風物詩として
完全に定着しているかき氷でさえ、
2年目からスタートしたものです。

そうやって考えると、
何一つ
としてオープン当時から
当たり前のように存在していたものはありません。



ただ、いまケープルヴィルにあるものは、
メニューも、昭和モダンな内装も、
一人づつ集まってきてくれたスタッフも、
お客様も、10年という年月の
積み重なりのなかで引き寄せられたシンフォニーです。

わたしはこのケープルヴィルが今、
ただただ愛おしくてたまりません。
ケープルヴィルを支えてくださる全ての方に、
感謝の気持ちでいっぱいです。





これからもみなさまにとっても、
愛おしく居心地のよい、
「好き」と「幸せ」が集まる空間でいられますように。

この幸福感が、時を経てさらに輝きを増していきますように。

代表 若山和子

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