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第2回 写真の会レポ



第2回、ケープルヴィル写真の会がありました。

プロの方、アマチュアの方、写真を仕事で使っている方、合計7人が参加。



プロのカメラマン3名のほか、写真を仕事で使う方、写真を取り扱うラボの方など写真をこよなく愛する方々が集まりました。



面白い経歴をもつカメラマンさん。自分の作品のコンセプトを巧くひとに言葉に説明するのはとても難しい・・・


テレビ番組の制作関係のお仕事をされているそうですが、その作品世界が写真家以上に力作で・・・






おつまみデリなどを食べながらも、みんな真剣。



昔の作品を見せて頂きました。

今回はテーマは特に設けず、写真のことを考え、語る会でしたが、語っても語っても尽きない・・・・!

写真への真摯な想いが溢れる会になりました。

作品には、写真の後ろに隠れた想いや伝えたいことや背景などがすべて詰まっていて、そのことを言葉にしたときに自然とあたらしい道が開けてきたりします。人に言葉で伝えようとしてみることで初めて気づくことも多いし、人から言われた言葉をきっかけになにかが動いていくこともあります。

この言葉のやりとりの作業は、写真作品を制作するうえで意外に難しく、貴重なことなのです。




予定していた1時間半ではまったく収まらなくて、ケープルヴィルのフォトグラファー柴崎まどかと若山和子のプレゼンは一瞬だけに。



参加してくださった方から、こんなご感想いただきました。

『自分の写真に対して皆様のご意見をいただけたことは勿論、
普段は直接見る機会の少ない他の方の写真をたくさん見ることができて、
とても刺激になりました。
一つ心残りなのは、
和子さんの写真をじっくり見られなかったことですが、
それも是非またの機会に拝見させていただければと思います。

もし和子さんのお時間があれば、また作品を持って行きますので、
個人的に作品批評をしていただけますと幸いです。
本日のポートフォリオに関しては、
写真そのもの以前に見せ方(言葉による説明や後付けのカテゴリ分けなど)で
つまずいてしまったところがあると思いますので、
その点を見直して再構成したものを持って、またリベンジさせてください。』

この会、企画者である私たちにとってもびっくりするくらい刺激的な会となってきました。

次回は8月上旬ころを予定しています。

夏の夜長に、ゆっくりじっくり写真のことを考え、語りたいと思っています。

写真への愛があれば、プロ・アマを問わずぜひご参加お待ちしております。

(by 若)











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