フランスにまた戻ってきました。
今年もまたカンヌ映画祭が始まります。
間もなく始まる映画祭では、今年の旬な情報を「フォトグラファー」としての視点でレポートしていきます!
が、その前に立ち寄ったパリ紀行をお届けします!
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国内線に乗れないくらいカメラ機材の重い私は(国内線は荷物制限が激しい・・・!)、決まってパリからTGVで南仏入りします。
そうしている間に時差ぼけが解消できるのも大きな利点です。
映画祭が始まる時にはコンディションバッチリでスタートできます。
カンヌではフォトグラファーとして写真撮影の仕事のための出張なのですが、
パリではソムリエとして、そしてチーズの修行中の身である者として、
食材関係や調理道具関係の探索と研究がメインです。
せっかくここまで来たのだからなんでも欲張らないとなんとももったいなく感じられ、
フランスに来ても、二足(三足?)のわらじを履いているので
非常に慌ただしいです・・・!
パリでは歴史的な地区、マレ地区の友人宅にいつも泊まらせていただいているのですが、
荷物を置いてすぐ、まずは近所のチーズ屋さんに出かけました。
昨年晴れてソムリエになりましたが、今年目指しているのはチーズ・プロフェッショナルの資格。
こちらも、テイスティング試験のハードルがなかなか高く、
フランス滞在中にチーズを試食し尽くさないと!
とは言っても、脂肪分多い食べ物なので、毎日コツコツと積み重ねをしないとなりません。
聞くところによると、
最近こちらではチーズ屋さんが今までにも増して流行っているそう。
お洒落で品揃えの豊富な、小さなお店が新しく街のあちらこちらにさりげなくオープンしているそうですよ。
日本では手に入りにくい、シェーヴル(ヤギ)チーズがたーくさん!!
ペラルドンにピコドン、ロカマドゥールにピュリニー・サンピエール、ヴァランセ・・・・
チーズの王様、ブリア・サヴァランに、マロワール・・・
いきなり思いっきり購入しましたが、
びっくりするほど安くて。
なるほどフランス人の日常の糧だと再確認せざるを得ません。
日本で言ったら、同じく発酵食品の納豆、または昆布や佃煮のような存在でしょうか。
まるでお菓子のように色とりどりにデコレーションされたチーズたちがショーウィンドーに飾られていました。
そしてチーズをたくさん抱えてその足でワイン屋さんに。
「やぎチーズに合うワイン!探してます」と言ったら
それなら「この辺のワインや、さっぱりした、フルーツの香りがうるさくないものがいいですね」とざっとお勧めしていただいたものからピュイ・クレセをセレクト。
1日目から楽しい食生活です!
by 若