カンヌの監督週間部門で三池崇史監督の『初恋』上映にあたって、日本から三池監督、久保田正孝、小西桜子がカンヌ入り。
こちらは、映画祭メイン会場近くのホテルの屋上で撮影したもの。
カンヌの日差しは、日本の日差しよりずっと強く、眩しく、それがまたカッコよくて。
日本にはない空気感が流れます。
さて、この日は記者会見ということで、日本の報道陣がずらっと集まりました!
三池監督の話、大変面白く、窪田正孝さんとの掛け合いがなかなか見ものでした!
「国民的俳優」として売れっ子の窪田さんにとって、初めてのカンヌですがなかなかリラックスしてリフレッシュもできているようです。
今はドラマで活躍していますが、10年前に三池監督にキャスティングで新人として抜擢されたことをしっかりと覚えていて、
またこうして三池監督から主演を依頼されて嬉しい、という映画寄りな一面を披露してくれました。
『初恋』というタイトルのこの作品、実はヤクザ映画なので激しいバイオレンス満載の作品。
俳優という道を選んだからには多少なりともアウトサイダー的なものを持っているはずで、それぞれの役者たちのその面を最大限に活かすようにした、という三池監督の言葉が大変魅力的で、アウトサイダーかな、と日頃思っているフォトグラファーの私にもぐっときました。
出演者は大森南朋、染谷将太、内野聖陽、ベッキー、村上淳などベテラン俳優たちがゾロリ。ありきたりではない、特別「濃い」姿がしっかり見られる作品、日本公開が楽しみです。
三池監督とはカンヌで実はものすごく長いあいだ何度も何度もご一緒させていただいていますが、最近の三池監督は特にかっこいいなと思いながら撮影させていただきました!
(by 若)
All photos (c) Kazuko Wakayama