東出昌大、唐田えりか、監督の濱口竜介 photo (c) Kazuko Wakayama
カンヌ映画祭、後半は日本から参加の作品が盛りだくさんです。
先日の『万引き家族』に続いて、濱口監督の『寝ても覚めても』がコンペティション部門に入り、上映が14日の夕方に行われました。
初日からずっと毎日赤絨毯を撮影していますが、日本の作品の時は、何かこう、一種の荘厳な雰囲気というか、落ち着いて上品な感じがまた日本らしい存在感を示していると感じてます。
周りのカメラマンたちからも、日本人は明らかに一目置かれているような、そんな気がするのです。
赤絨毯は、映画人だけでなく、著名人やファションモデルたちのファッションアピールの場でもあり、最高に豪華で華やかな場所だけに、余計そんな印象を受けるのかもしれません。
(スターウォーズSOLOとかがこの同じ赤絨毯で繰り広げられるわけですからね。)
そして肝心の映画の方、かなり好評です。
2000席もある正式上映のメイン会場では暖かい拍手をエンドロール中から10分ももらい、2F席から身を乗り出してまで拍手をしてくれる観客の姿に東出さんは随分心を動かされたと言っていました。
フランスのルモンド紙でも、この監督の世界観は繊細で心地よい発見だと絶賛している記事が書かれています。フランスでは間もなく公開も決まっているとのこと。
フランスの日本映画好きに拍車がかかりそうですね。
こちらは翌日行われたフォトコール。
何百人もいるフォトグラファーの前で、こんなに素敵な笑顔が自然に出るなんて。
落ち着いていて、ちっとも動じない様子が、とても印象的な東出昌大さんでした。
唐田えりかさんも、素敵な表情。
こちら、ロングドレスだったのですが、それもとても可愛かったです。
by 若