あけましておめでとうございます。
未曾有の一年が終わり、新しい年が到来しました。去年の間に、私たちはそれぞれ何を目にし、何を思い、何を考えたでしょうか。
その人その人それぞれに与えられた現実の中で、今までとは明らかに異なる、思い通りにならない日々を連ねました。
できるはずだったこと。
行けるはずだったところ。
会えるはずだった人。
飲食店としてのケープルヴィルにとっても、大変苦しい事になりました。ほぼ一日中空席が続く店内を眺めながら、私たちはお店に足を運んでくださる方々がいて初めて成り立つことを、痛いほど感じました。
私たちは、考えました。
テイクアウトをすることで誰かの役に立つことができるなら、お店の火を灯していようと。
豪華なお弁当を販売することで、家に篭る日々に少しの喜びをもたらせるなら。デリバリーディナーコースで、豪華な気分で夜を過ごしてもらえるなら。お店でワインが飲めない代わりに、ボトルワインでおうち時間を愉しんでいただけるなら。
こうして立ち上げた企画は資材の調達から段取りまで戸惑うことだらけで、徹夜のこともありました。体力的に辛い日々が続くも、これ以上にチャレンジングな年は今までにありませんでしたし、何よりもスタッフ間のチームワークが最高な年となりました。
そして、写真館としてのケープルヴィルにとっては、4〜5月の長期休業にも関わらず撮影数が前年を超える大台に乗り、大忙しの一年となりました。
撮影にいらっしゃる皆様にお会いして私たちが思ったのは、こんな環境の中では「家族」というものの暖かさ、重みが余計に響き渡るということ。皆さんの想いを受け止めるために、夢中でシャッターを切りました。こんな一年だからこそ、純粋な家族の想いが残したくて。
スタッフの意識もどんどんレベルアップし、充実度の高い撮影が叶いました。
さて、二0二一年は私たちに何を用意しているのでしょうか。
去年をくぐり抜けてきた私たちは、何が来てもきっと、飛び超えられる気がします。できるなら楽しく、笑い合って行きたいものです。
大切なことをしっかりと見つめながら。
より良い一年となりますように心から願っています。
そして、皆様の幸せにいつもしっかりと寄り添える私たちでありたいと思っております。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ケープルヴィル代表 若山和子
(スタッフ&ゲスト 森林村にて)
*なお、緊急事態宣言を受けまして1月から2月上旬にかけまして当面の間営業時間を以下のように短縮させていただきます。
火・水・木 11~16
金・土 11~20
日 11~18
1日も早く、憂慮のない毎日が戻ってきますように。